昨日、かねてよりお声がけいただいていた緊急集会「給食無償化法案について考える院内集会」に仲間と3人で参加してきました。事前に給食に関わる様々な人たちにアンケートをとり集計したものを発表、現場からの生きた声を文科省、農水省、内閣府のお役人さんたちに聞いてもらいました。そしてそれぞれの関係省庁への質問に順番に答えていただきました。一律に一食300円などの予算をつけると地域により様々な異なる状況があり、質や量に格差ができてしまうこと、すでに自治体で実現している無償化が後退してしまう懸念、無償だから何も言えないなどの遠慮や無関心、昆虫食や放射線育種米、ゆるい食品安全のものやスマート農業など安全より利益重視の作物が給食に入ってくる不安、など問題は山積です。恒久的な財源を確保することも先行き不透明なまま、米の値段は倍増し、質の向上も求められます。韓国ではオーガニック農産物と給食をマッチングする機構ができてスムーズに材料を確保することができるようになったそうで、そのような成功事例はぜひ導入してもらいたいと思いました。子どもたちと、健やかな食材を生産する方々のためにも横につながり力を尽くしていけるといいですね。