食と農の大切さ、豊かな農を知れば知るほど自分も力になりたい、せめて家族や愛する人たちの健やかで嬉しい食を自分の手で、という気持ちが起こるのは自然のこと。ねりまでも区民農園を体験してあとは主食である米作りの模索が始まっています。
給食のお米はなに?
自校式・地場産野菜活用の練馬区の小中学校給食。
今年度、お米に関しては各学校が東米商(東京都米穀小売商組合)もしくは学校給食会を通じて購入することになっているとのこと。
区の担当課の話によると、
東米商が扱っているお米は
・青森県産まっしぐら
・岩手県産ひとめぼれ
学校給食会が扱っているお米は
・宮城県産ひとめぼれ
・秋田県産あきたこまち
・宮城県産もえみのり
とのことでした。
東米商、学校給食会で有機栽培米を最低でも国の目指す耕地面積25%に応じ25%扱うこと、各学校は給食に出すお米のうち有機栽培米を25%出すことを求めたいです。
千葉県いすみ市など有機栽培米100%給食を達成した自治体、木更津市など達成しつつある自治体と契約して首都圏の子どもたちにも食べてもらい生産者の経営も支えられると良いですね。
夢みる無料上映キャラバン
映画「食の安全を守る人々」を購入、さっそく次の企画に着手しています。たくさんの方に見ていただきたい気持ちが高じてなんと無料上映キャラバンに挑戦します。小さな公共の無料の会場を転々と廻るつもりです。今回の夢みる給食上映会の実績である230人を超える累積動員数500人、1,000人を目指してやっていけたらとワクワクが止まりません。たくさんの点を繋いで面にしていく試みにどうぞご参加下さい。
素敵でタフな仲間
「夢みる給食」上映会、無事に終了しました〜‼️
10人のスタッフが役割分担して、それぞれ最高のパフォーマンスを見せてくれ、午前、午後の上映会をスムーズに進行することができました!仲間たちよ、デキル女だったんだね。笑
そして観てくださった多くのお客さまたちは、ロビーでお見送りするスタッフに「感動した」「来てよかった」「仲間に加わりたい」などなど温かいお言葉をかけてくださり、余白の広〜いアンケート用紙を字でいっぱいに埋めてくれました。(後で読んで、この映画が皆さんの気持ちを大きく動かしていることがビシビシ伝わってきて胸が熱くなりました)
オーガニック給食の今がわかる資料集も西荻窪の「メダカのがっこう」のスタッフさんが出向いて下さり、午前中あっという間に完売!買えなかった人もいて急遽、午後のために届けていただきました。こんなに売れることは珍しいそうです。受付のそばで販売されていたので盛況ぶりも目の当たりにされ、区議さんが5人も来てくださったのを見て「練馬は明るいですね!」とぽつり。
上映後も思い思いにスタッフと話し込んだり、ライン交換や名刺交換、アンケートを延々と書いたり、資料集を買ったり、本の紹介コーナーでページをめくったり…となかなかお客さんが引かず熱気に満ちていました。
後で集計したら230人くらい(高校生以下無料で人数把握できず)は確実にいらしたようです。
これもスタッフが長い間告知に尽力してくれたおかげと感謝にたえません。本当に大変な苦労をかけましたが、いつも快く楽しんで向き合ってくれました。こんな素敵でタフな仲間と夢中で突っ走ったこの数ヶ月は間違いなく私の宝物です!

衆議院第一議員会館へ
昨日、かねてよりお声がけいただいていた緊急集会「給食無償化法案について考える院内集会」に仲間と3人で参加してきました。事前に給食に関わる様々な人たちにアンケートをとり集計したものを発表、現場からの生きた声を文科省、農水省、内閣府のお役人さんたちに聞いてもらいました。そしてそれぞれの関係省庁への質問に順番に答えていただきました。一律に一食300円などの予算をつけると地域により様々な異なる状況があり、質や量に格差ができてしまうこと、すでに自治体で実現している無償化が後退してしまう懸念、無償だから何も言えないなどの遠慮や無関心、昆虫食や放射線育種米、ゆるい食品安全のものやスマート農業など安全より利益重視の作物が給食に入ってくる不安、など問題は山積です。恒久的な財源を確保することも先行き不透明なまま、米の値段は倍増し、質の向上も求められます。韓国ではオーガニック農産物と給食をマッチングする機構ができてスムーズに材料を確保することができるようになったそうで、そのような成功事例はぜひ導入してもらいたいと思いました。子どもたちと、健やかな食材を生産する方々のためにも横につながり力を尽くしていけるといいですね。
PUENTE zero waste shop
上映会のチラシを片手に訪れた照姫まつりで素敵なお店に出会いました。オーガニックはかり売りショップ「PUENTE」。食材や雑貨の一つ一つが厳選されていて、素敵な女性店主が詳しい説明もしてくれるので自分の買い物に意義を感じてしまいます。はかり売りなので常備したい食材などが切れた時にを容器を持ってお買い物に行くことができます。近くになかったので嬉しい出会いでした❣️こうしたお店を応援し続けることも私たちの責任の一つかなと思いました。ぜひ行ってみてください。店内でいただくコーヒーもとても美味しかったです。
草も虫も仲間も
生きとし生けるもの、春分を過ぎると「よーいどん!」とスイッチが入ったかのように活発になりますね!私たちもその仲間。気づいていますか?
昨日、一昨日の仲間たちの活発さは、草たちや虫たちと同じに語っては失礼かもしれませんが、畑の生き物たちとそっくり。あっけらかんと健やかでまっすぐで、明るく温かい。
2日間で1万枚もの上映会お知らせチラシを街中に配りました。今日明日、手にする人たちが「ゆめりあホールに出かけよう」と思ってくれて、波のように広がっていくエネルギーになりますように。
メダカのがっこう
東京他区のオーガニック推進グループのリーダーのご紹介で、ずっと前から食の大切さを訴えてきた大先輩を訪ねました。アイデアマンで行動派、今ハマっているのは「黒焼き」ということで、ランチにデトックス効果抜群の黒焼きカレーをいただきました。美味しくいただいた後のお皿は水を流すだけでピカピカに。炭の吸着効果で洗剤要らず。お腹の中もピカピカになるそうです。スタッフのナンシーさんも知恵と知識に満ちた行動的な女性で、11時に訪ねて16時まで話題に事欠かず、再会をお約束して帰路につきました。繋げてくれた仲間に感謝❣️紹介してくれた人は、メダカのがっこうで発行した書籍やここでしか手に入らない貴重な食材などもありいつ訪れても新しい楽しみや出会い、発見があると話してくれました。

私事ですが。
我が子が中学校を卒業しました。4人とも学校には給食を食べることを主目的として通っていたような子どもでした。練馬区の給食は学校敷地内で給食を作る自校式で、出来立ての温かい給食。2時間目くらいからいい匂いがしてきます。使われる素材も地産地消の練馬区で取れたお野菜が使われ、カレールーなども一から手作りなので美味しいのです。自校式も、地産地消も実現には多くの人のご苦労・努力があったとのこと。ところで子どもたちに人気のメニューは「練馬スパゲッティ」。地元の在来野菜「練馬大根」にちなんで、大根おろしとツナをお出汁で煮た和風スープスパゲティです。子どもにせがまれて家庭でも作ったお母さんたちも多いようです。地元ゆかりのメニューが思い出に残るって素敵ですね。
区役所へ
快晴の青空が気持ち良い今日は、練馬区役所へ仲間3人で乗り込みました。今日は区議会議員さんがほぼ皆さんいらっしゃる日なので、お昼ごろ控え室を一室一室訪ねて回り、上映会のチラシをお渡しして協力をお願いしてきました。インクルーシブな練馬を作る会、生活者ネットワーク、参政党は特に自分ごととして協力を引き受けてくれました!「栄養食育係」にも行き、職員さんたちでチラシを回覧してくださいとお願いしました。
お昼を挟んで隣接する練馬図書館(生涯学習センター)と駅の反対側の練馬文化センターホールにもチラシの配布協力をお願いしてきました。快く引き受けてくださり、また仲間がいたからいつものようにおしゃべりに花を咲かせながら楽しくスムーズに回ることができました。出かける時はチラシ300枚余り、ずっしりと重かった荷物が帰りは空っぽ。区役所前にマンサクの花も見つけて春爛漫のチラシ行脚となりました。